【奈良の不動産売買・賃貸豆知識】坪・畳・平米と豊かな暮らしに必要な住居面積

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どうも皆さんこんにちは!

本日は奈良でお家探しや土地探しをしている方のためにちょっぴり役立つ豆知識をお伝えしたいと思います。

土地は●●平米、●●坪!とかリビングは●●畳!2階部分は●●坪!とか言われても正直ぱっと広さがイメージできる方は意外と少ないのではないでしょうか。

一見当たり前なんですが、意外に知らない方も多い情報なので是非読んでいただけると幸いです。

この記事をおすすめの方

  • 坪・平米・畳と言われてもイメージできない方
  • 自宅や土地をお探しの方
  • 豊かな暮らしに必要な住居面積を知りたい方

それでは早速見てみましょう。

坪・平米・畳の早見表

そもそも同じものを表すのに単位が多すぎるので分かりにくいかと思います。

ですので早見表を見て、自分が今暮らしている自宅が何平米なのか、あるいは何坪なのかといった感覚を持てば新しい土地や自宅もどれくらいの広さかイメージできるようになるのではないでしょうか。

こちらが早見表です。

平米(㎡)
1坪2畳3.24平米(㎡)
2坪4畳6.48平米(㎡)
3坪6畳9.72平米(㎡)
4坪8畳12.96平米(㎡)
5坪10畳16.20平米(㎡)
6坪12畳19.44平米(㎡)
7坪14畳22.68平米(㎡)
8坪16畳25.92平米(㎡)
9坪18畳29.16平米(㎡)
10坪20畳32.40平米(㎡)
20坪40畳64.80平米(㎡)
30坪60畳97.20平米(㎡)
40坪80畳129.60平米(㎡)
50坪100畳162.00平米(㎡)

とても大雑把な言い方をすると、畳の半分が坪です。そして畳の約1.5倍(正確には1.62倍)が㎡と覚えて下さい。

例えば、6畳の部屋の広さは誰もがイメージ出来ると思います。

そして、この家は30坪です!と言われたらその家は60畳、つまり6畳のお部屋10個分くらいで90㎡くらいの家なんだな~とイメージできれば良いです。

豊かな暮らしに必要な住居面積

誘導居住面積という言葉をご存知でしょうか。

少し聞き慣れない言葉に面食らう方もいらっしゃるかもしれません。

平たく言うと、豊かな暮らしを実現し、多様なライフスタイルに対応するために必要とされる住宅の面積を指す言葉です。

国土交通省の住生活基本計画で定められており、郊外と都市部でそれぞれ水準があります。

なお、正確には一般型誘導居住面積水準、都市居住型誘導居住面積水準といいます。

こちらについて先ほどの坪・畳・平米で見てみましょう。

まず郊外の水準についてその定義と実際の広さを見てみましょう。

(1)一般型居住面積水準

  ①単身者:55平米

  ②2人以上の世帯:25平米×世帯人数+25平米

世帯人数平米(㎡)
1人約17坪約34畳55平米(㎡)
2人約23坪約46畳75平米(㎡)
3人約31坪約62畳100平米(㎡)
4人約39坪約77畳125平米(㎡)

なお、子供の場合、3歳未満は0.25人、6歳未満は0.5人、10歳未満は0.75人として計算することになります。

例えば、あなたが夫婦と8歳のお子様と2歳のお子様の4人家族で奈良県のような郊外住みとした場合、世帯人数は3人とカウントして、100平米(㎡)の自宅だと豊かな暮らしを実現できるといった具合の考え方です。

次に都市部を見てみましょう。

(2)都市居住型誘導居住面積水準

  ①単身者:40平米

  ②2人以上の世帯:20平米×世帯人数+15平米

世帯人数平米(㎡)
1人約13坪約25畳40平米(㎡)
2人約17坪約34畳55平米(㎡)
3人約23坪約46畳75平米(㎡)
4人約30坪約59畳95平米(㎡)

都市部も子供の考え方は同じで、3歳未満は0.25人、6歳未満は0.5人、10歳未満は0.75人として計算することになります。

例えばあなたが都心部でカップル2人暮らしの場合、55平米(㎡)の自宅だと豊かな暮らしを実感できるという考え方です。

さて、豊かな暮らしを実現するために最低必要な居住面積を坪・畳・平米それぞれの単位で確認しました。

これにより、自身が暮らそうとしている街が都心なのか郊外なのか、家族人数は何人か、そしてどのくらいの広さの自宅ならば豊かな暮らしができそうか、そのようなことを考えることができます。

まとめ

本日は不動産売買・賃貸の豆知識ということで、いつもより短い記事ですが、以上となります。

自宅の購入検討を開始すると、日頃使い慣れない言葉がしばしば出てきますが、一つ一つ知識として理解していくことで自分の理想の住居を正確にイメージできるようになってくるのかと思います。

自分がどういう暮らしを理想としているか、そしてそれを実現するためにはどのような住まいが良いかを考えることは非常に難しいですが、同時にとても楽しいことであります。

是非我々も一緒に検討させていただけると幸いです。

それではまた!

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