【金持ち父さん貧乏父さん】持ち家(マイホーム)は負債なのか?

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このコラムのテーマ

どうも皆さんこんにちは!

金持ち父さん貧乏父さんという本をご存知でしょうか。読んだことはありますか?

本日はコラムということで、不動産や資産形成に関する小話を書かせていただきます。

いつもよりカジュアルなお話ですので構えずにお付き合いください。

このコラムをおすすめの方

持ち家(マイホーム)が資産なのか気になる方

金持ち父さん貧乏父さんを読んでマイホームの購入を躊躇している方

資産形成について関心のある方

金持ち父さん貧乏父さんの示唆

さて、「金持ち父さん貧乏父さん」では持ち家は資産でも投資でもなく負債であるといった内容が書かれています。(本書は持ち家だけの話ではありません)

ネタバレになると良くないので、差し障りない範囲で書くと、持ち家は住宅ローンや固定資産税がキャッシュアウトしてしまうので負債であるという考え方です。

一方、投資としての不動産は家賃収入といったキャッシュインがあるので資産であるという考え方です。

持ち家など買わずに、そのお金を投資に振り向けなさい」というのが金持ち父さんの思想であるというわけです。

確かにその通りだなと思う方も多いかも知れませんが、全て一律にその考え方で片付けるのは少々乱暴に思えます

賃貸と持ち家結局どちらが良いかという命題にも直結する話ですので、この機会に少し考えてみましょう。

個人的に金持ち父さん貧乏父さんで少しズルいなと感じたことは、持ち家を持たなかったとしても住居費は発生するので全てを投資に振り向けることはできないという至極当然のことに対して触れられていません。

つまりお金の観点で言えば必ずしも賃貸派が得をする(持ち家を購入したら損するという)といったことにはなりません。

極論、ワンルームの築50年の田舎のアパートで暮らすことで家賃を最小限にとどめて投資に振り向ければ良いかもしれませんが、元も子もない話です。

ケーススタディ

さて、次に挙げるとても簡単な3つのケースについて考えてみましょう。

  • 【ケース1】安い土地のローコスト住宅を購入
  • 【ケース2】都内の山手線主要駅徒歩3分圏内のタワーマンションを購入
  • 【ケース3】ド田舎に豪邸を建設

まずケース1について、一見すると資産価値は無さそうですが、その分住居に関する支出も少ないので(そもそも安い土地で安い家であれば固定資産税も安い)、余ったお金を投資に振り向けることが可能です。

その意味では持ち家を持ちつつも金持ち父さん的な暮らしを送っていると言えます。

次にケース2ですが、昨今のマンション価格上昇トレンドを鑑みると、持ち家の購入=投資といっても過言ではない状況です。

都内や大阪の中心部では購入した時よりも高い価格で売却している方も多いです。

最後にケース3。こちらはとても分かりやすいですが、負債となるパターンでしょう。

二束三文の土地に豪邸を建てても資産性はありませんし、住居に関する支出は高く投資にお金を振り向ける事は難しいといった具合です。

まとめ

この3つのケースはとても単純化した話なので全てに当てはまる話ではありませんが、持ち家でも物件の種類や市況によって必ずしも負債とはならないということを伝えたかったのです。

寧ろ資産になるケースもあるということが分かったと思います。

また、金持ち父さん貧乏父さんは舞台がアメリカ(ハワイ)で且つ古い話ですので現在の日本と同じように考えることは危険だと思います。

私自身は金持ち父さん貧乏父さんの伝えたかったメッセージは「価値を判断するための知識を備えよ」ということだと理解しています。

金持ち父さん貧乏父さんが持ち家は負債だから一生賃貸で住むんだ!と安直に結論に至らずに是非モノの価値を考えるクセを身につける事が良いと思います。

そのためには将来日本経済はどうなるか、不動産市場はどうなるか、自分の暮らす街はどうなるか、自分の価値観はどのように変化するか、家族のライフプランはどうなるかなどを考える、そして知識の不足している部分は勉強するという姿勢が求められると思います。

マイホームの購入に際しては、自分の理想の暮らしの実現と自宅の将来価値をセットで考えることで自ずと豊かな暮らしを送ることが出来る金持ち父さんになれるのではないでしょうか。

また、そのようになれるために我々もアドバイスさせていただきます。

それではまた!

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